2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

流星ワゴン(読書43)

重松清 講談社 これは何年も前にテレビドラマの原作にもなった本です。 テレビドラマと本では大きな流れは一緒ですが、違う箇所も多かったです。しかし両方良く出来ており、テレビでは役者の演技力が素晴らしく、毎週楽しみにしていました。(特にちゅうさん…

総理通訳の外国語勉強法(読書42)

中川浩一 講談社現代新書 外国語を使ってバリバリ仕事をするビジネスマンに向けて書いた仕事で使える外国語のマスターの仕方である。 この著者は外交官で、外交官になってからアラビア語の勉強を始めて、総理大臣の通訳者までなった方です。 アラファト議長…

ペスト(読書41)

カミュ 新潮文庫 194※年、アルジェリアのオランで広がったペストによって町が封鎖され、人々が次々に死んで行く中で、医者のリウ、旅人タルー、小役人グランが最後まで逃げ出さず、ペストと戦いながら人として正しい行いをするのを、細かい描写で書いた小説…

論理トレーニング101題(読書40)

野矢 茂樹 産業図書 論理の力とは思考を表現する力、あるいは表現された思考をきちんと読み解く力である。 文章の始めから終わりまで主張の方向性が同じであるというものが論理的な文章である。 言いたい事がきっちりあって、それを自分と意見が違うかもしれ…

沖縄から貧困がなくならない本当の理由(読書39)

樋口耕太郎 光文社新書 沖縄は米軍基地設置の見返りとして、国から経済援助を受けているにも関わらず、貧困率が高い理由が、著者なりの見解として、家父長制に伴う長男の自尊心の低さ、更に沖縄人全体の自尊心の低さであると指摘をしていました。また、その…