勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書(読書49)

中田 敦彦

SBクリエイティブ

新時代を生き抜くために自分が持っている経験と知識だけで立ち向かおうとするのは無理があるので、勉強をしていく必要がある。そしてその勉強を進めて行くうえでかかせないのが独学である。また現在はYouTube等を利用して独学がやり易い環境が整っています。しかし、独学において著者の欠かせないものは、読書であると述べています。そして、その読書に関して著者のルールを6つ紹介しています。

①読書の目的を明確にする。

 例えば、情報収集の手段として本が優れている。教養を勉強するのが面白い。人に話すために教養を身に着けたい。等の目標を明確にする。

②情報収集は一冊の本を軸にする。

 町の書店で気になるテーマに関する本を2~3冊まとめて購入し、すぐに喫茶店に入り購入した本を読み比べる。そのうち1冊を軸にして残りは補完的に参考にする。最後に、本を読んで気になったワードをインターネットで調べる。

③本で読んだ知識を体感してみる。

 インプット一辺倒にしないこと。学んだ事をノート、ブログ等に書いて意識的にアウトプットする。更に本で読んだ事を実際に体感してみるのも良い。

④誰かに話す事を前提に本を読む

 話すことを前提にして情報収集するとインプットしながら情報が頭の中で立体的に積みあがっていきます。

⑤テレビ番組を学びのツールにしない。

 圧倒的に効率が悪いし、視聴者年齢に喜ばれる結論で進んでいくからです。

⑥歴史を軸にその他の分野を横展開で学ぶ

 最初に日本史と世界史を学んで自分の中で歴史の知識を軸につくると、ジャンルを広げていった時に、自分の頭の中で知識を一つに体系立てて整理しやすくなります。歴史と関連付けて学べるので、自分の頭の中に定着しやすくなります。

 

 

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